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クローキングとは?隠しリンク・ワードサラダなどGoogleが禁じる手法

公開日 最終更新日

クローキングとは?隠しリンク・ワードサラダなどGoogleが禁じる手法

クローキングとは、検索エンジンと人に違う中身を見せて、検索順位を操作したり利用者をだましたりする手法で、Google のスパムに関するポリシーで禁じられています。
人には見えない隠しテキスト・隠しリンクや、キーワードの詰め込み、意味の通らない文章を量産するワードサラダも禁じられた手法で、手動による対策を受けるおそれがあります。
この記事では、それぞれの中身と、昔は効いた手法がスパムになった経緯、自分のサイトと中古ドメインの過去の確かめ方を説明します。

クローキングとは?検索エンジンと人に違う中身を見せる手法

クローキングを示した図。検索エンジンには旅行先の情報のページを、人には薬の割引のページを見せるように、相手によって違う中身を見せて順位を操作したり利用者をだましたりする。有料記事の条件付きの扱い、同様の内容を出すダイナミック レンダリング、サイトの引っ越しなどの正当なリダイレクトはクローキングに当たらない

クローキングとは、検索順位を操作したり利用者をだましたりする目的で、検索エンジンと人(ユーザー)に違う中身を見せることです。
ここでいう検索エンジンは、ページを集めて回る Google のプログラム(クローラー)のことです。

Google のスパムに関するポリシーは、例を2つ挙げています。1つは、検索エンジンには旅行先の情報のページを見せ、人には薬の割引のページを見せること。もう1つは、ページを求めてきたのが検索エンジンのときだけ、文字やキーワードを差し込むことです。

どちらも、検索結果で見た内容と開いたページの内容が食い違い、検索した人をだますことになります。

同じポリシーは、画像や JavaScript のように検索エンジンが読みにくい作りのページにも触れています。そうした技術を使うときも、クローキングをせずに、検索エンジンと人の両方が読めるようにするおすすめの方法がある、という案内です。検索エンジンにだけ文字の多いページを見せて評価されたい、という発想は、今は正規のやり方で置き換えられます。

クローキングに当たらないもの

相手によって表示が変わるもののすべてが、クローキングになるわけではありません。ポリシーと Google の説明で、当たらないとされているものがあります。

有料記事(ペイウォール)は、ペイウォールの内側をすべて Google が見られて、Flexible Sampling の一般的なガイダンスに沿っていれば、クローキングと見なされません。

Google のダイナミック レンダリングの説明では、同様の内容を出す限り、Googlebot は通常クローキングと見なさないとしています。ただし、人には猫のページ、クローラーには犬のページのように、まったく違う内容を出せばクローキングです。

サイトの引っ越しやページの統合、ログインした後の転送のような301リダイレクトも問題ありません。ポリシーが「不正なリダイレクト」として挙げるのは、パソコンでは普通のページを見せ、スマホの人だけを別のスパムのドメインへ転送するような使い方です。

同じ内容をスマホ向けに見やすく出すことと、スマホの人だけを別の中身へ飛ばすことは、まったく別のものだと考えてください。

新人ラッコ
スマホとパソコンで表示を変えるのも、クローキングになるんですか?
ラッコ先輩
人のために同じ内容を見やすく出し分けるのは問題ないんだ。だますために中身を変えるのがだめなんだよ。

自分がやっていなくても当てはまることがある

ポリシーには、サイトを乗っ取った人が、持ち主に気づかれないようにクローキングを使うことは珍しくない、とも書かれています。自分では何もしていないのに、サイトがクローキングの状態になっていることがあるのです。確かめ方は、この記事の「自分のサイトの確かめ方」で説明します。

なお、この記事で扱うのは、それぞれの手法が何で、なぜ問題になるかです。手法のやり方は扱いません。

検索エンジンと人で見えるものが違う、という点では、次の隠しテキスト・隠しリンクも同じ仲間です。隠しリンクは、人には見えない被リンクを作る手法です。

隠しテキスト・隠しリンクとは?人には見えない文字とリンク

隠しテキスト・隠しリンクの例と、違反にならない表示を比べた図。違反の例は、白い背景に白い文字、画像の裏に文字を置く、CSSで文字を画面の外に置く、文字の大きさや透明度を0にする、目立たない1文字だけをリンクにする。違反にならないのは、アコーディオン・タブ、スライダー、操作したときに出るツールチップ、読み上げ専用の文字。分かれ目は、見る人のためか、検索エンジンを操作するためか

隠しテキスト・隠しリンクとは、検索エンジンを操作することだけを目的に、人には見えにくい形でページに文字やリンクを置くことで、Google のスパムに関するポリシーで禁じられています。

隠すのが文字なら隠しテキスト、リンクなら隠しリンクと呼びます。隠しテキストはキーワードを稼ぐため、隠しリンクはリンク先の評価を上げるために使われてきました。ポリシーでは、どちらも「隠しテキストと隠しリンク」という1つの項目にまとめられています。

Google が挙げる隠し方の例

ポリシーに挙がっている例は5つで、どれも「人の目には触れないところで、検索エンジンにだけ読ませる」点が同じです。

白い背景に白い文字を書く、画像の裏に文字を置く、という見た目でごまかすものがまずあります。CSS で文字を画面の外に置く、文字の大きさや透明度を0にする、というのも同じ仲間です。
リンクでは、段落の途中にあるハイフンのような目立たない1文字だけをリンクにする例が挙がっています。

見た目を崩さずに、検索エンジンにだけキーワードやリンクを読ませたい。そんな発想から使われてきた手法です。

違反にならない「隠す」表示

ふだんのサイトで使う、操作するまで中身を隠す表示は違反になりません。ポリシーが違反ではないと明記しているのは、アコーディオンやタブ、スライドショーやスライダー、操作したときに出るツールチップです。スクリーンリーダーを使う人のための、読み上げ専用の文字も当たりません。

分かれ目は、見る人のための表示か、検索エンジンを操作するための表示かです。タブの中の文字も、開けば人が読めるので問題にはなりません。

知らないうちに埋め込まれることもある

隠しリンク・隠しテキストは、サイトを乗っ取った人に足されることもあります。ポリシーの「ハッキングされたコンテンツ」には、CSS や HTML で隠しリンクや隠しテキストを足す例が挙がっています。
多くのサイトに配られるウィジェットに、キーワードを詰めたリンクや隠したリンクを埋め込むことも、ポリシーのリンクスパムの例の一つです。

当サイトのドメインの詳細ページでは、被リンク元の一覧の注意点に「隠しリンクかも」と出ることがあります。自動の判定なので、見る人のための表示の切り替えが含まれていることもあります。

キーワードの詰め込み(キーワードスタッフィング)とは?誘導ページとの違い

キーワードの詰め込みと誘導ページを比べた図。キーワードの詰め込みは、1つのページに同じ語句・市区町村の名前・電話番号を不自然に並べる。誘導ページは、地域ごとのページやドメインを作って1つのページへ人を集める。どちらも検索語に合わせて中身を水増しする

キーワードの詰め込み(キーワードスタッフィング)とは、検索順位を操作する目的で、ページにキーワードや数字を不自然に詰め込むことです。Google のスパムに関するポリシーでは「キーワードの乱用」と呼んでいます。

ポリシーに挙がっている例は、付加価値の無い電話番号を並べる、上位に出たい市区町村の名前を並べただけの文の塊を置く、といったものです。同じ語句を不自然なほど繰り返す文章も例になっていて、ある商品の名前を1つの段落に何度も入れた例文が載っています。

詰め込む場所は本文だけではありません。Search Console の手動による対策レポートのヘルプは、直すときに <title> タグや画像の代替テキストに単語の繰り返しが無いかも見るよう案内しています。リンクの文字に詰め込む話はアンカーテキストの解説が詳しいので、あわせて読んでみてください。

新人ラッコ
キーワードは、たくさん入れたほうが検索に強いんですよね?
ラッコ先輩
読む人に自然な範囲ならいいんだ。順位のために不自然に繰り返すのが詰め込みだよ。

昔の詰め込みの場所だった meta keywords

キーワードの詰め込みには、ページの中で人に見えない場所が使われた時代もありました。HTML の <meta name="keywords">(キーワードのメタタグ)です。

2009年9月の Google のブログ(英語)は、約10年前の検索エンジンはページの中身だけで評価していたと説明しています。その頃、キーワードのメタタグは、訪問者に見えないまま関係の無いキーワードを詰め込める場所になりました。あまりに乱用されたので、Google は何年も前から使っていない、という内容です。

今も Google のメタタグの説明に、キーワードのメタタグはインデックス登録にもランキングにも影響しないと書かれています。入れても効果はありません。ただ、古いサイトに残っているだけで問題になるとも書かれていません。

誘導ページ(ゲートウェイページ)

誘導ページとは、似た検索語で上位に出ることだけを目的にサイトやページを作り、本来行きたいページより役に立たない途中のページへ人を連れて行くことです。ポリシーでは「誘導ページの不正使用」と呼び、日本では「ゲートウェイページ」とも呼ばれています。

例として挙がっているのは、地域や都市ごとのドメイン・ページを作って1つのページへ誘導するものです。URL とトップページが少しだけ違うサイトをいくつも作る、中身の似たページを検索結果の一覧のような形で量産する、という例もあります。

キーワードの詰め込みは1つのページにキーワードを詰め、誘導ページは検索語ごとにページやドメインを増やします。どちらも、検索語に合わせて中身を水増しする点が同じです。
複数のドメインを1つのページへ集める使い方は中古ドメインとも関わるので、中古ドメインの301リダイレクトの解説も参考にしてください。

ワードサラダとは?意味の通らない文章がSEOスパムになる理由

ワードサラダの昔の使われ方と今の扱いを示した図。単語を並べただけで意味の通らない文章を作り、検索語を含むページを大量に作って、リンクを張ってほかのサイトへ評価を送る。今は大量生成されたコンテンツの不正使用やリンクスパムとして扱われる

SEO でいうワードサラダとは、単語をつなぎ合わせただけで意味の通らない文章のことで、検索キーワードを含んだページを手間をかけずに大量に作るために使われてきました。
「ワードサラダ」は SEO 以外の分野でも使われる言葉ですが、この記事では SEO の意味だけを扱います。

たとえば「中古ドメインの評価は青い朝に検索するので、おすすめの被リンクが走ります」のような文です。語は並んでいて、検索される言葉も入っていますが、読んでも何も伝わりません。これは記事のために作った例で、作り方は扱いません。

Google の文書に「ワードサラダ」という言葉は出てきません(2026年10月に確認)。当たるのは、スパムに関するポリシーの「大量生成されたコンテンツの不正使用」です。その例の一つに、検索キーワードは含んでいるものの、読む人にとってほとんど、またはまったく意味の無いページを大量に作ることが挙がっています。

このポリシーは、2024年3月の Google のブログで発表されました。自動生成のコンテンツについてのそれまでのポリシーを土台に広げたもので、自動で作ったか、人が作ったか、その組み合わせかを問いません。

なぜ作られたのか

検索エンジンが、ページにどんな言葉が書かれているかを大きな手がかりにしていたからです。意味が通らなくても、言葉さえ並べれば、検索語に合うページに見えました。

主な使い道は、リンクを送るためのサテライトサイトの記事を量産することでした。2012年4月の Google のブログ(英語)は、順位を下げる対象にしたウェブスパムの例を挙げています。読んでみると外部へのリンクが中身とまったく関係が無く、文章が原形をとどめないほど言い換えられたページです。

新人ラッコ
意味の通らない文章で、順位が上がったことがあるんですか?
ラッコ先輩
昔は書かれた言葉とリンクが大きな手がかりだったからね。今は、意味の無いページの大量生成として扱われるよ。

似た手法:言い換え(スピン)とスクレイピング

ほかのサイトの文章を集めてきて、語句を似た言葉に置き換えるなどして少しだけ変えて載せるのは、ポリシーの「スクレイピング」の例に当たります。大量生成の例にも、言い換えや翻訳でごまかしてほかのサイトの文章を集めることが挙がっています。
他人の文章を無断で載せることは、検索の扱いとは別に、著作権の侵害にあたる行為です。

AI で書いた文章もワードサラダ扱い?

AI で書いたことだけで、ワードサラダと同じ扱いになるわけではありません。Google の生成 AI のガイダンスは、生成 AI はトピックを調べたり、構造化データを足したりするときに便利だとしています。

そのうえで、生成 AI などで読む人への価値を加えずに大量のページを作ると、大量生成のポリシーに反するおそれがあるとしています。問題は作り方ではなく、価値の無いページを大量に作ることです。

ワードサラダのサイトからリンクされていたら

自分のサイトにワードサラダのページからリンクが付いていても、それだけで自分のサイトの評価が下がるとは考えにくいです。被リンクは第三者が外から勝手に張れるからです。

2022年12月の Google のリンクスパム アップデートの発表では、不自然なリンクの効果を打ち消すとしています。そうしたリンクに効果を期待できない、無効にされる、ということは十分ありえます。

自分で頼んだリンクや買ったリンクなら、外してもらうのが先です。手動による対策が出ているときのリンク否認の使い方は、別の記事で説明しています。

昔は効いた手法が、なぜスパムになったのか

昔は効いた手法がスパムになった流れを示した図。検索エンジンが手がかりにする言葉とリンクを、人の見えないところで偽る手法が使われた。Googleは2009年にキーワードのメタタグを使っていないと説明し、2012年にウェブスパムを対象にしたアルゴリズムの変更、2022年にSpamBrainで不自然なリンクの効果を打ち消し、2024年に大量生成されたコンテンツのポリシーを発表した。偽装を見分けて打ち消す仕組みが重ねられてきた

クローキングや隠しリンク、ワードサラダが効いたのは、検索エンジンがページに書かれた言葉とリンクを大きな手がかりにしていて、その手がかりを人の目に触れないところで作れたからです。
Google はそうした手がかりの偽装を見分けて打ち消す仕組みを重ね、今ではスパムに関するポリシーで禁じています。

Google のランキング システム ガイドによると、リンクを理解する仕組みの PageRank は、サービスを始めた当初からのコア ランキング システムです。言葉とリンクは今も評価の手がかりの一つで、だからこそ、偽れば効くと考える人が出てきました。

偽装を見分けて打ち消す仕組みの積み重ね

2009年には、乱用されたキーワードのメタタグを使っていないと説明しました。2012年4月には、前の節で触れたウェブスパムを対象にしたアルゴリズムの変更があり、英語の検索の約3.1%に影響したとしています。いわゆるペンギンアップデートとして知られる変更です。

2022年12月には、AI を使ったスパム対策のシステム「SpamBrain」で不自然なリンクの効果を打ち消し、その効果は戻らないとしました。2024年3月には、作り方を問わない大量生成のポリシーが加わっています。

今は、自動のシステムと必要に応じた人の審査でスパムを見つけ、順位を下げたり、検索結果に出さなかったりしています。Search Console の手動による対策の種類にも、「クローキング、不正なリダイレクト」「隠しテキスト、キーワードの乱用」がそのままの名前で並んでいます。

中古ドメインを扱ってきた中で見てきた移り変わり

私たちが中古ドメインを扱ってきた中で見てきた範囲では、ワードサラダや隠しリンクの手法は2010年より前の話です。相互リンクや自動リンク集も、同じ世代の手法にあたります。

2012年のペンギンアップデートのころまで盛んだったのは、IP分散サーバーを使ったリンク用のサテライトサイトでした。ワードサラダや隠しリンクは、それよりさらに一世代前です。そのサテライトサイトもペンギンアップデートの後は徐々に廃れ、今も行われているという話を私たちは聞きません。

手がかりを偽る手法が効きにくくなった、その裏側

一時的に順位が上がった例があっても、仕組みが変わると失われることがあり、続くことを前提には頼れません。「もう効かない」「どれも見つかる」とまでは言い切れませんが、手がかりを偽る手法に頼り続けるのは難しくなっています。

裏を返せば、役に立つページと、自然に集まるリンクが評価されやすくなったということでもあります。手がかりを偽らなくても、読む人のために作ったページがそのまま手がかりになる。私たちは、今の検索をそう見ています。

自分のサイトが当てはまっていないかの確かめ方

自分のサイトがクローキングや隠しテキストになっていないかを確かめる4つの手順。1. URL検査ツールでGoogleが受け取ったページと人が見るページを比べる。2. Google検索から来た人などにだけ働く転送が仕込まれていないかを見る。3. 背景と同じ色の文字や不自然な単語の繰り返しを探す。4. セキュリティの問題と手動による対策のレポートを見る

自分のサイトが知らないうちにクローキングや隠しテキストになっていないかは、Search Console の URL 検査ツールで、Google が受け取ったページと人が見るページを比べて確かめられます。
手動による対策レポートのヘルプも、直し方としてこの比べ方を案内しています。

Google が受け取ったページと比べる

URL 検査ツールの「クロール済みのページを表示」では、Google が受け取った HTML を見られます。「レンダリングされたページの表示」では、Google のツールがページをどう見ているかをスクリーンショットで確かめられます。
ブラウザで見たページと中身が違うなら、違う中身を出している部分をサーバーのコードから探して消してください。

条件付きの転送にも気をつけてください。Google 検索から来た人や、特定の IP アドレスの範囲から来た人だけを別の URL へ転送していないか、という点です。ヘルプによると、こうした転送は JavaScript や .htaccess で作られていることが多く、CMS やプラグインも確認するよう勧めています。

隠れた文字と、不自然な繰り返しを探す

背景と同じ色や似た色の文字が無いかは、ページ全体を選択する(Ctrl+A、Mac は Command+A)と見つけやすい、とヘルプは案内しています。CSS の配置で画面の外に置いた文字が無いかも見ておきましょう。

キーワードの乱用では、文脈の無い単語の繰り返しが並ぶリストや段落を探します。<title> や画像の代替テキストに同じ単語が繰り返されていないかも、あわせて見ておくと安心です。

ハッキングされていないかを見る

Search Console の「セキュリティの問題」レポートで、Google がハッキングされたページを見つけていないかを見てください。Google 検索で site: に自分のドメインを付け、サイトと関係の無い商用やアダルトの語を足して探す方法も、手動による対策のヘルプが案内しています。

Google の 日本語キーワードによるハッキングの解説によると、乗っ取られたサイトに偽ブランド品のページが自動で作られることがあります。持ち主が開くと「ページが無い」と表示されても、クローキングで隠されている場合があり、URL 検査ツールで隠れた中身を確かめられます。

身に覚えの無い人が Search Console に所有者として追加されていたら、ハッキングされている可能性が高いとも書かれています。

手動による対策を受けたら

手動による対策は、Search Console の手動による対策レポートに「クローキング、不正なリダイレクト」「隠しテキスト、キーワードの乱用」などの種類で表示されます。
影響のあるすべてのページで直してから、同じレポートで審査をリクエストしてください。ヘルプによると、再審査の多くは数日から数週間かかります。

外注先の施策が原因でも、影響を受けるのはサイトです。対策を受けたときの流れは、中古ドメインのペナルティの解説で詳しく説明しています。

中古ドメインの過去にクローキング・隠しリンク・ワードサラダが無いかの見分け方

中古ドメインの過去にこうした手法の痕跡が無いかを見る4つの場所。Wayback Machineの過去のページの文章、過去のページのリンクの文字、site:検索で残っているページ、被リンク元とアンカーテキスト。購入前はSearch Consoleが使えないので、外から見える手がかりで判断する

中古ドメインが前の持ち主の時代にこうした手法に使われていなかったかは、Wayback Machine で過去のページを開いて見当を付けられます。意味の通らない文章や、見た目と合わない大量のリンク・キーワードが無いかを見てください。

手動による対策は、ドメインの持ち主が変わっても自動では消えません。手動による対策レポートのヘルプにも、最近購入したサイトが以前からポリシーに反していた場合の対応が載っています。
ワードサラダのサテライトサイトに使われていたドメインは、被リンクの数が多く見えても、その効果がすでに打ち消されていることがあります。

新人ラッコ
昔のスパムに使われていたドメインかどうか、買う前に分かるんですか?
ラッコ先輩
全部は分からないんだ。だから過去のページとリンクの中身を自分の目で見ておこう。

購入する前は、Search Console も URL 検査ツールも使えません。所有権を確認した人しか見られないからです。そのため、外から見える手がかりで判断することになります。

見るところ注意したいサイン
Wayback Machine の過去のページの文章意味の通らない文章が並ぶ時期がある。地名や商品名を並べただけのページがある
過去のページのリンク本文の中身と関係の無い外部へのリンクが多い。リンクの文字がキーワードばかり
site: 検索で残っているページサイトのテーマと関係の無い言語や、商用の語のページが今もインデックスに残っている
被リンク元とアンカーテキストリンク元がワードサラダの記事ばかり。アンカーテキストが過去のサイトと関係の無い語ばかり

site: 検索の手順は、過去の使用履歴の調べ方の解説にまとめています。

Wayback Machine で分からないこともある

Wayback Machine に残っているのは、Internet Archive のクローラーが訪れたときに受け取ったページです。検索エンジンにだけ違う中身を見せていたかどうかは、記録だけでは分からないこともあります。

当サイトの無料ツールの WayBack運用歴チェックツールでは、記録日ごとのタイトルや説明文、ほかのドメインへのリンクの文字(アンカーテキスト)を一覧で見られます。リンクの文字は記録の HTML から拾うので、画面では目立たないリンクの文字が並んでいることもあります。

二次利用の痕跡の AI 判定も出ますが、判定は推定です。材料は Wayback Machine の記録と、WHOIS の登録日から見たドロップの履歴だけで、被リンクは見ていません。

仕入れの中で見てきたこと

私たちが仕入れの候補を見てきた中では、Wayback Machine の記録にワードサラダや隠しリンクの跡があるドメインを、たまに見かけます。ハッキングでスパムのページが埋め込まれた跡があるドメインも、たまにあります。

ただ、どれも昔に作られたサイトが更新されずに放置され、期限が切れて手放されたものです。こうした手法の跡があって、最近まで更新されていたサイトを私たちは見かけません。

痕跡よりよく見るのは、数字だけが高いドメインです。コメントスパムや、外部のサイトのリダイレクトの仕組みを使った被リンクで、DR(Ahrefs のドメインレーティング)を膨らませたドメインは少なくありません。指標の数字だけで選ばず、中身を見てほしいのはそのためです。

当サイト(中古ドメイン販売屋さん)は、こうした問題のあるドメインを扱わない方針です。スパムリンクで指標を操作したドメイン・違法なサイトに使われていたドメイン・二次利用されていたドメインを、仕入れの段階で除いています。

累計50万件以上の販売で返品は0.01%未満で、そのうえでインデックス保証と手動対策の返品保証を付けています。これは検索順位や効果を保証するものではありません。

まとめ

まとめの図。クローキングは、検索エンジンと人に違う中身を見せて順位を操作する手法で、人のための同様の出し分けは当たらない。隠しテキスト・隠しリンク、キーワードの詰め込み、ワードサラダもGoogleのスパムに関するポリシーで禁じられている。昔は言葉とリンクを見えないところで偽れば効いたが、Googleは2009年から2024年にかけて偽装を打ち消す仕組みを重ねてきた。自分のサイトはURL検査ツールで比べ、ハッキングも疑う。中古ドメインはWayback Machineで過去の文章とリンクを見る。次の一歩は、人に見えない中身が無いかを、自分の目で確かめること

  • クローキングは、検索エンジンと人に違う中身を見せて順位を操作したり、利用者をだましたりする手法。人のための同様の出し分け(条件を満たすペイウォール・同様の内容のダイナミック レンダリング)は当たらない
  • 隠しテキスト・隠しリンクは人に見えない文字とリンク、キーワードの詰め込みは不自然な繰り返し、ワードサラダは意味の通らない文章の大量生成で、どれも Google のスパムに関するポリシーで禁じられている
  • 昔は言葉とリンクを見えないところで偽れば効いたが、Google は2009年から2024年にかけて、偽装を見分けて打ち消す仕組みを重ねてきた
  • 自分のサイトは URL 検査ツールで Google が受け取ったページと比べ、ハッキングで埋め込まれていないかも見る
  • 中古ドメインは、Wayback Machine で過去のページの文章とリンクを見て、こうした手法に使われていなかったかを確かめる。数字だけで選ばない
新人ラッコ
見る人をだます仕掛けは、昔の手法でも今はスパムなんですね。
ラッコ先輩
そうだね。自分のサイトも、買うドメインも、人に見えている中身で判断しよう。

よくある質問

クローキングの例には何がありますか?

Google は、検索エンジンには旅行先の情報のページを、人には薬の割引のページを見せる例を挙げています。検索エンジンからのアクセスのときだけ、文字やキーワードを差し込む例もあります。
ハッキングされたサイトで、持ち主に気づかれないように使われることもあります。

隠しリンクはSEOに効果がありますか?

効果を前提に頼れるものではありません。隠しリンクは Google のスパムに関するポリシーで禁じられた手法です。
見つかると手動による対策を受けることがあり、不自然なリンクは効果を打ち消されることがあります。

ワードサラダはスパムですか?

検索キーワードを含む意味の通らないページを大量に作ることは、Google のポリシーの「大量生成されたコンテンツの不正使用」の例に当たります。
「ワードサラダ」という言葉そのものは、Google の文書には出てきません。

タブやアコーディオンで文字を隠すと、隠しテキストになりますか?

なりません。アコーディオン・タブ・スライダー・ツールチップ・読み上げ専用の文字は、ポリシーで違反ではないと明記されています。
分かれ目は、見る人のための表示か、検索エンジンを操作するための表示かです。

ほかのサイトのクローキングや隠しリンクを見つけたら、どうすればいいですか?

Google のスパムの報告フォームから知らせられます。
Google は、こうした報告を手動による対策に使う場合があるとしています。

クローキングのやり方は?

この記事では、やり方の手順は紹介していません。
クローキングは Google のポリシーに反する手法で、効果を打ち消されたり、手動による対策を受けたりするリスクがあります。人に見せたい内容は、検索エンジンにも同じように見せてください。

仕入れの段階で選別した中古ドメインを、品質保証付きで販売しています

執筆:中古ドメイン販売屋さん運営責任者

中古ドメイン販売屋さんの運営責任者です。2009年から中古ドメインの仕入れ・販売を行い、当サイトでは累計50万件以上のドメインを販売してきました。ドメインの履歴調査と被リンク調査が大好物です。当サイトは中古ドメインを販売していますが、記事ではメリットだけでなく、リスクや新規ドメインなどほかの選択肢も書いています。