中古ドメインの使い方・活用法(新規サイト・リニューアル・リダイレクト)
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中古ドメインの使い方は、大きく分けて「そのドメインで新しいサイトを作る」「既存のサイトのリニューアルで引っ越し先にする」「既存のサイトへ301リダイレクトする」の3つです。
どの使い方でも、過去のサイトと近いテーマで、読む人の役に立つサイトにすることが前提で、検索順位を上げることだけを目的にした使い方は Google のスパムに関するポリシーに当たるおそれがあります。
この記事では、使い方ごとに向いている条件と注意点、サテライトサイト・ペラサイト・トレンドブログとポリシーの関係を解説します。
目次
中古ドメインの主な使い方は3つ

中古ドメイン(オールドドメイン)は、過去に誰かがサイトを運営していた履歴のあるドメインです。
中古ドメインに期待されるのは、過去のサイトに向けて張られた被リンク(バックリンク)が残っていることで、新しく取ったドメインより早くサイトを立ち上げられる可能性です。
主な使い方は次の3つです。
| 使い方 | どんなときに | 主な注意点 |
|---|---|---|
| 新しいサイトを作る(ブログ・アフィリエイトサイト・メディア) | これから新しくサイトを始めるとき | 過去のサイトとテーマが近いか |
| 既存サイトのリニューアルで引っ越し先にする | 運営中のサイトのドメインを変えるとき | 移転の手順と、引っ越し先のドメインの履歴 |
| 既存サイトへ301リダイレクトする | 中古ドメインへのアクセスや被リンクを、運営中のサイトへつなぎたいとき | 転送先のサイトと内容が近いか |
どの使い方でも、中古ドメインで変わるのは主にスタート地点です。その後の評価は、サイトの中身と、検索する人の求めに合っているかで決まります。
新人ラッコ
ラッコ先輩新しいサイトを作る(ブログ・アフィリエイトサイト・メディア)

もっとも一般的な使い方です。中古ドメインを使って、ブログ・アフィリエイトサイト・企業のオウンドメディアなどを新しく立ち上げます。
向いている条件
- 過去のサイトと近いテーマ・同じ言語でサイトを作る
- 被リンクが今も残っていて、過去にスパムなどに使われていないことを確かめられる
- 1つのサイトを、続けて更新していく
過去と近いテーマなら、残っている被リンクの文脈と新しいサイトの内容がかみ合い、評価を活かしやすくなると考えられます。
Google のスパムに関するポリシーでも、古いドメイン名を、人の役に立つことを第一に作った新しいオリジナルのサイトに使うことは問題ないと説明しています。
注意点
- 過去のサイトと無関係なテーマで、価値の低いコンテンツを載せて順位だけを狙う使い方は、同じポリシーの「期限切れドメインの不正使用」に当たるおそれがあります
- アフィリエイトサイトでは、販売元の商品説明やレビューをそのまま写しただけで、独自の内容や付加価値が無いページが「内容の薄いアフィリエイト ページ」としてスパムに関するポリシーで扱われています。一方で、独自のレビューや比較、価格の情報などで価値を加えたアフィリエイトサイトは問題にされていません
- 2021年7月のGoogle のリンクのタグ付けに関する発表では、アフィリエイトのリンクに
rel="sponsored"を付けるよう求めています
使い始めるまでの流れ
新しいサイトを作るときの流れは、新規ドメインと大きくは変わりません。
- 中古ドメインを手に入れる
- レンタルサーバーにドメインを追加し、ドメインのネームサーバーをそのサーバーのものに変える
- WordPress などでサイトを作り、公開する
- Search Console にドメインを登録し、「手動による対策」が出ていないか、インデックスされているかを確かめる
サーバーを選ぶときは、当サイトを運営するラッコ株式会社のラッコサーバーなら、サーバーの契約から SSL・WordPress のインストールまでをまとめて始められます。
既存サイトのリニューアルで引っ越し先にする

新人ラッコ
ラッコ先輩運営中のサイトのリニューアルに合わせて、ドメインを中古ドメインへ移す使い方です。サイト名を変えたい、今のドメイン名がサイトの内容と合わなくなった、といったときに検討されます。
向いている条件
- 新しいサイト名・ブランドとして使えるドメイン名である
- 過去のサイトのテーマが、今のサイトと近い
- 過去の履歴に問題が無いことを確かめられる
ドメインを変えるときは、Google のサイト移転のガイドで説明されている「URL の変更を伴うサイト移転」の手順に沿います。
古い URL から新しい URL へ 301 などの恒久的なリダイレクトを設定し、Search Console のアドレス変更ツールで移転を知らせます。リダイレクトはできるだけ長く、目安として少なくとも1年は残すよう案内されています。
注意点
- 引っ越し先の中古ドメインにスパムなどの履歴が残っていると、育ててきたサイトごとその影響を受けるおそれがあります。移す前に、過去の使用履歴を確かめておきましょう
- 移転の間は、Google がサイトを改めてクロールし直すため、検索順位が一時的に揺れることがあると説明されています。アクセスの多い時期を避けて計画すると安心です
- 今のドメインに集まっている被リンクや、利用者のブックマークは古い URL を指したままです。リダイレクトを早く外すと、それらが新しいサイトにつながらなくなります
中古ドメインを既存サイトへ301リダイレクトする

中古ドメインではサイトを作らず、ドメインごと運営中のサイトへ転送する使い方です。中古ドメインへのアクセスや、残っている被リンクを、運営中のサイトへつなぐことを狙います。
前の節のリニューアルとは向きが逆で、転送元の中古ドメインには自分のサイトの過去がありません。
向いている条件
- 過去のサイトと転送先のサイトの内容が近く、転送された人が転送先で目的の情報を見つけられる
- 過去にスパムなどに使われていないことを確かめられる
注意点
- 内容の関係が無いサイトへ転送しても、残っている被リンクの文脈と合わず、期待した効果は出にくいと考えられます
- 中古ドメインの過去の使われ方に問題があると、その影響を転送先のサイトへ持ち込むおそれがあります
サテライトサイト・ペラサイト・トレンドブログに使うのは?

新人ラッコ
ラッコ先輩中古ドメインの使い方として、サテライトサイト・ペラサイト・トレンドブログもよく話題になります。
これらはやり方によって Google のスパムに関するポリシーに当たりやすい使い方です。ここでは作り方ではなく、それぞれが何か、Google がどう扱っているかを説明します。
サテライトサイト
サテライトサイトは、メインのサイトとは別に作り、メインのサイトへリンクを張って評価を送ることを狙うサイトです。被リンクの残る中古ドメインで作れば、その評価をメインのサイトへ回せると考えられ、使われてきました。
Google は、検索順位を操作する目的のリンクを「リンクスパム」としています。また、2022年12月のGoogle のリンクスパム アップデートの発表では、AI を使ったスパム対策システム SpamBrain は、ほかのサイトへリンクを送るために使われているサイトも見つけられ、見つかった不自然なリンクの効果は打ち消されると説明しています。
リンクを送ることだけを目的にしたサイトは、効果が打ち消されるだけでなく、手動による対策を受けるおそれもあります。
ペラサイト
ペラサイトは、一般に1ページから数ページだけで作る、小さなアフィリエイトサイトを指します。作る手間が少なく、商品名などの狭いキーワードを狙いやすいと考えられ、使われてきました。
Google は、販売元の説明を写しただけのページや、同じひな形・似た内容を複数のドメインに並べたアフィリエイトサイトを「内容の薄いアフィリエイト ページ」の例に挙げています。
また、主に順位の操作を目的に、利用者にとって価値の少ないページを大量に作ることや、その規模を隠すために複数のサイトに分けることは、「大量生成されたコンテンツの不正使用」に当たります。過去のサイトと無関係なテーマで中古ドメインを使えば、「期限切れドメインの不正使用」の問題も重なります。
トレンドブログ(トレンドアフィリエイト)
トレンドブログは、話題になっているニュースや出来事を素早く記事にし、検索からのアクセスで広告収入などを得るブログです。新しいドメインより早く検索結果に載る可能性があることから、中古ドメインが使われることがあります。
ほかのサイトのニュースや記事を、独自の内容を加えずに転載したり、少しだけ言い換えて載せたりすることは、「無断複製されたコンテンツ」に当たります。価値の少ない記事を大量に作る場合は、前述の「大量生成されたコンテンツの不正使用」にも当たります。
広告で収益を得る場合は、広告の審査も別にあります。
どれも「中身」で扱いが変わる
こうした使い方で検索からのアクセスを得ている例もありますが、ポリシーに当たる作り方をしていれば、順位の低下や手動による対策で、それまでのアクセスを失うおそれがあります。手動による対策を受けると、Search Console の「手動による対策レポート」に表示されます。
反対に、小さなサイトや話題を扱うブログでも、独自の情報で読む人の役に立つ内容なら、それ自体が問題にされるわけではありません。リンクを集めたいときは、サイトを増やすより、メインのサイトのコンテンツを充実させて自然に紹介されることを目指すほうが、ポリシーの範囲で続けられます。
中古ドメインのご利用にあたって
中古ドメインの利用は検索順位の上昇を保証するものではありません。また、検索順位の操作のみを目的とした利用(過剰な相互リンク網・無関係なサイトへのリダイレクト等)は、Googleのスパムに関するポリシー(リンクスパム/期限切れドメインの不正使用)に該当し、手動による対策(ペナルティ)を受ける可能性があります。過去の運用内容と関連性のある、利用者にとって価値のあるサイト運営を推奨します。中古ドメインのリスクについて
使い方を決めるときの判断の目安

使い方によって、中古ドメインを選ぶときに重く見る点が変わります。
| 使い方 | 選ぶときに見る点 |
|---|---|
| 新しいサイトを作る | 過去のサイトのジャンル・言語が、作りたいサイトと近いか。被リンクの質 |
| リニューアルの引っ越し先にする | サイト名として使える名前か。過去の履歴に問題が無いか |
| 既存サイトへ301リダイレクトする | 過去のサイトと転送先の内容が近いか |
そもそも中古ドメインを使うかどうかは、次の目安で考えると判断しやすくなります。
中古ドメインが向いているケース
- 過去のサイトと近いテーマで、サイトを始めたい
- サイトの立ち上がりの早さを重視している
- 購入前に、被リンクや過去の使われ方を確かめる手間をかけられる
新規ドメインのほうが向いているケース
- 会社名・サービス名など、決まった名前のドメインを使いたい
- 過去の履歴によるリスクを持ち込みたくない
- 作りたいサイトのテーマに合う中古ドメインが見つからない
購入前に確かめることは購入前のチェックリストにまとめています。過去の運営内容は、当サイトの無料のWayBack運用歴チェックツールでも調べられます。
当サイト(中古ドメイン販売屋さん)では、スパムリンクで指標を操作したドメイン・違法なサイトに使われていたドメイン・二次利用されていたドメインを仕入れの段階で除いています。累計50万件以上の販売で返品は0.01%未満で、そのうえでインデックス保証と手動対策の返品保証を付けています。
ドメイン検索では、過去の運営内容(ジャンル)や被リンクの条件で絞り込めます。用途や予算から候補を選んでほしいときは、画面左下の「AIに選んでもらう」に伝えると、販売中のドメインから提案します。
まとめ
- 中古ドメインの主な使い方は、新しいサイトを作る・既存サイトのリニューアルで引っ越し先にする・既存サイトへ301リダイレクトする、の3つ
- どの使い方でも、中古ドメインで変わるのは主にスタート地点で、その後の評価はサイトの中身と検索する人の求めに合っているかで決まる
- 過去のサイトと近いテーマで、読む人の役に立つサイトにするのが前提。無関係なテーマで価値の低いコンテンツを載せて順位だけを狙う使い方は、「期限切れドメインの不正使用」に当たるおそれがある
- サテライトサイト・ペラサイト・トレンドブログは、作り方によってスパムに関するポリシーに当たりやすく、順位の低下や手動による対策でアクセスを失うおそれがある
- 決まった名前を使いたい・過去の履歴のリスクを持ち込みたくないときは、新規ドメインのほうが向いている
新人ラッコ
ラッコ先輩当サイトの在庫一覧から探すときは、気になる点をドメインごとの詳細ページでも確かめられます。
よくある質問
中古ドメインの使い方で、リスクがもっとも低いのはどれですか?
過去のサイトと同じ言語・近いテーマで、新しいサイトを作る使い方です。
内容と残っている被リンクの関係が自然になりやすく、Google も古いドメイン名を人の役に立つ新しいサイトに使うことは問題ないと説明しています。ただし、効果が出るかどうかはサイトの中身しだいです。
中古ドメインはブログに使えますか?
使えます。
ブログも新しいサイトの一つなので、過去のサイトと近いテーマで、続けて記事を書いていく使い方が向いています。話題のニュースを転載・言い換えするだけのブログは、ポリシーに当たるおそれがあります。
アフィリエイトの中古ドメインとは何ですか?
アフィリエイトサイトに使う中古ドメインのことで、特別な種類のドメインがあるわけではありません。
選び方や注意点はほかの使い方と同じで、加えて、販売元の説明を写しただけのページにしないことが大切です。
中古ドメインを使うこと自体は禁止されていますか?
禁止されていません。
Google のポリシーで問題にされるのは、過去の評判を当てにして価値の低いコンテンツで順位を狙う使い方です。
仕入れの段階で選別した中古ドメインを、品質保証付きで販売しています




