中古ドメインは.jpと.comのどちらを選ぶ?TLDの選び方と海外ドメインの注意点
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中古ドメインを .jp と .com のどちらで選ぶかは、サイトを主にどの国の人に向けるかと、そのドメインが過去にどう使われていたかで決めるのが基本です。
.jp は日本を表すドメインで、Google は国別のドメインをサイトが向けている国の判断に使うと説明していますが、.com でも日本向けのサイトは作れます。中古ドメインでは TLD に加えて、過去にどの国・どの言語のサイトで使われ、どんなサイトからリンクされていたかも確かめる必要があります。
この記事では、TLD の種類と登録の条件、検索順位との関係、目的に合わせた選び方、海外で使われていた中古ドメインの注意点を解説します。
目次
中古ドメインのTLD(.jp・.comなど)とは?

TLD(トップレベルドメイン)は、ドメイン名のいちばん最後の部分です。example.jp なら「.jp」、example.com なら「.com」が TLD にあたります。中古ドメインも新しく取るドメインと同じく、どれかの TLD に属しています。
中古ドメインでよく見かける TLD は、大きく次の3種類に分けられます。
| 種類 | 例 | 特徴 |
|---|---|---|
| 国別のドメイン(ccTLD) | .jp | 特定の国に結び付いたドメインです。.jp は日本のドメインです |
| 分野別のドメイン(gTLD) | .com / .net / .org | 特定の国に結び付かないドメインです |
| 属性型JPドメイン名 | .co.jp など | .jp の中で、登録できる組織の種類が決まっているドメインです |
.jp を管理する日本レジストリサービス(JPRS)の説明によると、example.jp の形の .jp(汎用JPドメイン名)は、日本国内に住所があれば個人でも組織でも登録でき、登録できる数に制限はありません。一方、.co.jp は日本で登記している会社が登録するドメインで、原則として1つの組織が登録できるのは1つだけです。
この記事で「.jp」と書くときは、example.jp の形の汎用JPドメイン名を指します。
なお、当サイト(中古ドメイン販売屋さん)で扱っているのは、.jp を中心に、.com / .net / .org などの主な gTLD の中古ドメインです。.co.jp は扱っていません。
.jpと.comで検索順位は変わる?

新人ラッコ
ラッコ先輩Google の多地域・多言語サイトのガイドでは、TLD の種類によって、サイトがどの国の人に向けたものかの判断が変わると説明しています。
- 国別のドメイン(.jp など):特定の国に結び付いているため、そのサイトが特定の国に向けたものであることを、利用者と検索エンジンの両方に強く示す手がかりになります
- 分野別のドメイン(.com / .org など):特定の場所に結び付いていません。どの国の人に向けたサイトかは、ページに書かれた地域の住所や電話番号、使っている言語や通貨、その地域のほかのサイトからのリンクなど、ほかの手がかりからも判断されます
またGoogle の新しい TLD の扱いの説明(英語)では、新しく登場した gTLD も .com や .org と同じように扱い、TLD に含まれるキーワードは検索で有利にも不利にもならないと説明しています。国別のドメインは、ほとんどの場合、サイトが向けている国の判断に使うとしています。
ここから言えるのは、.jp は「日本向けのサイト」であることを示す手がかりになるものの、.com だから日本で不利になるとは言えないということです。「.jp のほうが日本で上位に出やすい」とはっきり言える公式の説明はありません。検索順位を大きく左右するのは、サイトの中身が検索する人の求めに合っているかどうかです。
中古ドメインの場合は、TLD に加えて、そのドメインが過去にどの国・どの言語のサイトで使われ、どんなサイトからリンクされていたかが、引き継げる評価に関わります。
中古ドメインは.jpと.comのどちらを選ぶ?

どちらが正解ということはありません。サイトを向ける相手と、見つかったドメインの中身で選ぶのが現実的です。
.jp が合いやすいケース
- 日本の利用者に向けたサイトを作る
- 日本向けのサイトであることを、ドメインでも示したい
- 登録者として日本国内の住所を用意できる(.jp の登録の条件です)
.com / .net / .org が合いやすいケース
- 日本以外の国の利用者にも向けたサイトを作る
- これから作るサイトと名前やテーマの合う中古ドメインが、.com などで見つかった
- 日本国内に住所が無い(.jp は登録できません)
どの TLD を選んでも、毎年の更新料がかかります。更新料は TLD とレジストラ(ドメインの登録を受け付ける会社)によって違うため、購入する前に、使い続けるときの費用も確かめておきましょう。当サイトで購入したドメインの更新料の目安は、ヘルプのドメインの更新費用にまとめています。
TLD を決めてから探すと、選べる中古ドメインは少なくなります。過去のサイトとテーマが合い、被リンクの状態の良いドメインが別の TLD で見つかることもあるため、TLD は条件の一つとして考え、ドメインの中身を先に確かめるのがおすすめです。
会社名・サービス名など決まった名前のドメインを使いたいときは、中古ドメインではなく新しくドメインを取るほうが向いています。新しいドメインは、当サイトを運営するラッコ株式会社のラッコドメインでも、.jp や .com などの空きを検索して登録できます。
海外で使われていた中古ドメインの注意点

新人ラッコ
ラッコ先輩.com などの gTLD には、日本以外の国で、日本語以外の言語のサイトに使われていた中古ドメインもあります。.jp でも、過去に外国語のサイトに使われていたものがあります。こうしたドメインを日本語のサイトに使うときは、次の点に注意が必要です。
外国語スパムの履歴が残っていることがある
過去に外国語のスパムサイトなどに使われていたドメインは、被リンクの数などの見た目の指標が良くても、評価の低い状態が残っていて、期待した効果が出ないことがあります。中国語などのスパムに使われていた履歴は、中古ドメインのリスクとしてよく挙げられるものの一つです。
被リンクの言語・テーマが新しいサイトと合わない
残っている被リンクは、過去のサイトの言語と話題の中で張られたものです。たとえば英語のサイトからのリンクばかりのドメインで日本語のサイトを作ると、リンクの文脈と新しいサイトの内容がかみ合わず、評価を活かしにくくなります。また、リンクやブックマークから来ていたアクセスも、もとは外国語のサイトを見に来ていた人たちなので、日本語のサイトにはつながりにくいと考えられます。
無関係な内容で順位だけを狙うとポリシーに当たる
Google のスパムに関するポリシーでは、期限切れのドメインを購入し、利用者にとってほとんど価値の無いコンテンツを載せて、主に検索順位を操作する目的で使うことを「期限切れドメインの不正使用」としています。海外で使われていた評価の高いドメインを、過去のサイトと無関係な内容に使って順位だけを狙うと、このポリシーに当たるおそれがあります。中古ドメインを使うこと自体ではなく、使い方が問われる点は国内のドメインと同じです。
購入前に確かめること
- 過去のサイトの言語と内容:Wayback Machine などで、どの言語の、どんな内容のサイトだったか、途中で持ち主が変わって別の用途に使われていた時期が無いかを見ます
- 被リンク元の言語:リンク元のサイトが、どの言語・どの国のサイトかを見ます。日本語のサイトを作るなら、日本語のサイトからのリンクが残っているかが目安になります
- これから作るサイトとの近さ:過去のテーマと言語が、新しいサイトと近いかを見ます
当サイトの無料ツールでは、WayBack運用歴チェックツールで過去の運営内容を調べられます。
当サイトでは、スパムリンクで指標を操作したドメイン・違法なサイトに使われていたドメイン・二次利用されていたドメインを、海外で使われていたものも含めて仕入れの段階で除いています。累計50万件以上の販売で返品は0.01%未満で、そのうえでインデックス保証と手動対策の返品保証を付けています。
販売しているドメインは、詳細ページの「言語」で被リンク元に最も多い言語から判定した言語を確かめられます。ドメイン検索では、属性の「日本語サイト運営ドメイン」で過去に日本語のサイトに使われていたドメインに絞り込め、ログインしていれば中国語のドメインを一覧に出さない設定もできます。
中古ドメインのご利用にあたって
中古ドメインの利用は検索順位の上昇を保証するものではありません。また、検索順位の操作のみを目的とした利用(過剰な相互リンク網・無関係なサイトへのリダイレクト等)は、Googleのスパムに関するポリシー(リンクスパム/期限切れドメインの不正使用)に該当し、手動による対策(ペナルティ)を受ける可能性があります。過去の運用内容と関連性のある、利用者にとって価値のあるサイト運営を推奨します。中古ドメインのリスクについて
まとめ
- .jp は日本向けのサイトであることを示す手がかりになるが、.com だから日本で不利になるとは言えない。検索順位を大きく左右するのはサイトの中身
- .jp は日本国内に住所があれば個人・組織とも登録できる。.co.jp は原則1つの組織に1つで、当サイトでは扱っていない
- TLD は条件の一つとして考え、サイトを向ける相手と、見つかったドメインの中身で選ぶ。どの TLD でも毎年の更新料がかかる
- 海外で使われていたドメインは、外国語スパムの履歴や、被リンクの言語・テーマが新しいサイトと合わないことに注意する。購入前に過去のサイトの言語と内容、被リンク元の言語を確かめる
- 会社名・サービス名など決まった名前を使いたいなら、中古ドメインではなく新しくドメインを取るのも選択肢
新人ラッコ
ラッコ先輩当サイトで販売しているドメインの過去の言語と被リンク元は、詳細ページの「言語」と被リンクの一覧でも確かめられます。
よくある質問
.co.jpの中古ドメインは買えますか?
当サイトでは .co.jp の中古ドメインは扱っていません。
.co.jp は、日本で登記している会社が登録するドメインで、原則として1つの組織が登録できるのは1つだけです。JPRS の1組織1ドメイン名の制限緩和の説明によると、別の組織へ移す手続きとしては、事業譲渡などに伴う移転が用意されており、移す先の組織も .co.jp の登録の条件を満たしている必要があります。
.jpの中古ドメインは個人でも使えますか?
日本国内に住所があれば、個人でも使えます。
JPRS によると、example.jp の形の .jp は、日本国内に住所があれば個人・組織を問わず登録でき、登録できる数にも制限はありません。
.jpの更新料は.comより高いですか?
TLD とレジストラによって違うため、一律には言えません。
購入する前に、使うレジストラの料金表で更新料を確かめてください。当サイトで購入したドメインは、納品先のラッコドメインの更新料がかかります。
英語のサイトで使われていた中古ドメインを日本語のサイトに使ってもよいですか?
使うことはできますが、期待した効果は出にくいことがあります。
残っている被リンクの言語やテーマが新しいサイトと合わないと、評価を活かしにくくなります。購入する前に、過去のサイトの内容と被リンク元の言語を確かめ、外国語スパムの履歴が無いかを見ておきましょう。
.netや.orgの中古ドメインはSEOで不利ですか?
TLD が .net や .org であること自体で不利になるとは言えません。
Google は、.com や .org などの gTLD を特定の国に結び付かないドメインとして説明しており、新しく登場した gTLD も .com などと同じように扱い、TLD に含まれるキーワードは有利にも不利にもならないとしています。中古ドメインでは、TLD よりも、過去のサイトの内容と残っている被リンクを確かめることが大切です。
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