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中古ドメインの探し方・購入方法|販売サイト・オークションなど入手先の違い

公開日 最終更新日

中古ドメインの探し方・購入方法|販売サイト・オークションなど入手先の違い

中古ドメインを手に入れる方法は、主に「中古ドメインの販売サイトで買う」「ドメインオークションで落札する」「ドロップキャッチ(バックオーダー)で期限切れのドメインを取る」「個人間の売買(マーケット)で買う」の4つです。
方法によって、価格の決まり方・手に入るまでの手間・自分で調べなければならない範囲が違います。この記事では4つの方法の特徴と比べ方、販売サイトを選ぶときの観点、どの方法でも購入前に確かめることを解説します。

中古ドメインはどこで手に入る?入手方法は4つ

中古ドメインを手に入れる4つの方法。販売サイトは調査済みのドメインを決まった価格で買う、ドメインオークションは入札で価格が決まる、ドロップキャッチ・バックオーダーは削除されたドメインを登録する、個人間の売買は持ち主と価格を相談して譲ってもらう

新人ラッコ
中古ドメインも、欲しい名前を選んで登録するんですか?
ラッコ先輩
新しく取るドメインと違って、だれかが手放したドメインの中から探すことになるんだ。

中古ドメイン(オールドドメイン)は、過去に誰かが登録してサイトを運営していたドメインです。
新しく取るドメインと違い、欲しい名前を自由に選んで登録するのではなく、誰かが手放した・手放そうとしているドメインの中から探すことになります。

入手方法どんな方法か
中古ドメインの販売サイト業者が仕入れて調べたドメインを、一覧から選んで決まった価格で買う
ドメインオークション出品されたドメインに入札し、いちばん高い価格を付けた人が落札する
ドロップキャッチ・バックオーダー有効期限が切れて削除されたドメインを、誰でも登録できるようになった時点で登録する
個人間の売買(マーケット・直接交渉)いまの持ち主から、価格を相談して譲ってもらう

中古ドメインの多くは、持ち主が更新しなかったドメインです。
gTLD(.com ・ .net など)では、有効期限が切れたドメインは更新の猶予期間などを経て削除され、その後は誰でも先着順で登録できる状態に戻ります。ICANN の期限切れドメインの解説(英語)では、更新されなかったドメインを、レジストラ(ドメインの登録事業者)が削除せずに第三者へオークションで売ることもあると説明しています。
JPRS の JP ドメイン名のライフサイクルでは、.jp などの JP ドメイン名も、廃止されてから一定の期間が過ぎると第三者が登録できるようになると説明しています。期間や流れは TLD やレジストラによって違います。

4つの方法は、このどの段階でドメインを手に入れるか、誰が調べて誰が価格を決めるかが違うものと考えると、比べやすくなります。

中古ドメインの販売サイトで買う

販売サイトで買う流れ(業者が仕入れる、調べて指標を付ける、一覧で探して選ぶ、購入して受け取る)と、販売サイトを選ぶ4つの観点(調べた情報が見られるか、保証と返品の条件、納品先と管理の方法、運営者と価格の表示)

中古ドメインの販売サイト(販売業者)は、期限切れのドメインなどを仕入れ、被リンク(バックリンク)や過去のサイトの記録を調べたうえで、決まった価格で販売しています。
「中古ドメイン 一覧」「中古ドメイン リスト」で探しているのは、多くの場合この販売サイトの在庫の一覧です。キーワード・ジャンル・価格・指標などで検索して絞り込み、気になるドメインの詳細を見て選びます。

  • 向いている点:調べた情報を見比べながら選べる。オークションのように競り合わないので、価格が分かった状態で買える。支払いの後すぐに受け取れる業者もある
  • 気をつける点:仕入れ・調査の手間が価格に含まれるので、自分でドメインを登録する場合より高くなりやすい。在庫の中からしか選べない

販売サイト(業者)を選ぶときの観点

「おすすめの業者はどこか」は、目的と予算によって変わります。次の観点で、自分に合うかを比べるとよいでしょう。

観点確かめること
調べた情報が見られるか被リンクの一覧(数だけでなくリンク元)・過去のサイトの記録・指標を、購入前に見られるか
保証と返品の条件インデックスや手動による対策について保証があるか。返品できる条件と期限は何か
納品先と管理の方法どこのレジストラで受け取るか。移管の手続きが要るか。更新料はいくらか
運営者と価格の表示特定商取引法に基づく表記などで運営者が分かるか。表示価格が税込か、ほかに費用がかかるか

指標(ドメインパワーなど)は、各社のツールが独自に計算する目安で、Google の評価そのものではありません。指標の高さだけで比べず、被リンクの中身と過去の使われ方を自分でも見られるかを重視しましょう。

当サイト(中古ドメイン販売屋さん)も中古ドメインの販売サイトの一つです。スパムリンクで指標を操作したドメイン・違法なサイトに使われていたドメイン・二次利用されていたドメインは仕入れの段階で除いており、累計50万件以上の販売で返品は0.01%未満です。そのうえで、条件付きのインデックス保証と手動対策の返品保証を付けています。
販売中のドメインはドメイン詳細検索で、キーワード・ジャンル(過去の運営内容)・価格・被リンクの指標などから探せます。画面左下の「AIに選んでもらう」に用途や予算を伝えて、候補を提案してもらうこともできます。

ドメインオークションで落札する

ドメインオークションの流れ(出品、入札、落札、支払いと移管)と、向いている点(ほかでは出ないドメインに出会える、相場より安く落札できることもある)・気をつける点(競り合うと価格が上がる、調べるのは自分、移管の手続きが要る)

ドメインオークションは、出品されたドメインに入札し、期限までにいちばん高い価格を付けた人が落札する方法です。
出品するのは、ドメインの持ち主のほか、前の節で触れたように期限切れのドメインを扱うレジストラの場合もあります。

  • 向いている点:販売サイトの在庫に無いドメインに出会えることがある。入札する人が少なければ、低い価格で落札できることもある
  • 気をつける点:人気のドメインは競り合いで価格が上がる。被リンクや過去の使われ方は、多くの場合自分で調べる必要がある。落札した後に、自分が使うレジストラへの移管などの手続きが要ることがある

ICANN の移管に関するよくある質問(英語)では、gTLD のドメインをほかのレジストラへ移すときは、いまのレジストラが発行する認証コード(AuthCode)が必要だと説明しています。支払いの後に、いつ・どの方法でドメインを受け取れるのかを、入札する前に確かめておきましょう。

オークションの仕組みや、販売サイトでの購入との違いは、別の記事で詳しく解説しています。

ドロップキャッチ・バックオーダーで取得する

期限切れから登録までの流れ(有効期限が切れる、猶予期間、削除、誰でも登録できる)と、削除された時点で登録を狙うのがドロップキャッチ、それを代わりに試すサービスがバックオーダーであること。取れるとは限らず、調べるのは自分

新人ラッコ
期限切れのドメインなら、登録の費用だけで取れるんですか?
ラッコ先輩
ほかに狙う人がいなければ、そういう場合もあるよ。でも、取れるとは限らないんだ。

ドロップキャッチは、有効期限が切れて削除されたドメインを、誰でも登録できるようになった時点で登録する方法です。
自分で削除の時期を見計らって登録するほか、削除されたときに代わりに登録を試みてくれる「バックオーダー」のサービスを使う方法もあります。

  • 向いている点:ほかに狙う人がいなければ、新しくドメインを登録するときと同じように登録の費用だけで取れる場合がある
  • 気をつける点:同じドメインを狙う人がいれば、取れるとは限らない。どのドメインが削除されるかを探すことも、被リンクや過去の使われ方を調べることも、すべて自分で行う。バックオーダーのサービスは、取れなかったときや申し込みが重なったときの扱いがサービスによって違う

期限切れのドメインを取るこの方法は、手間をかけられる人には費用を抑えられる手段ですが、調べる知識と時間が要ります。ドロップキャッチの仕組みとバックオーダーとの違いは、別の記事で詳しく解説しています。

個人間の売買(マーケット・直接交渉)で買う

個人間の売買の2つの形。ドメインマーケットで出品されたドメインを買う方法と、いまの持ち主に直接問い合わせて譲ってもらう方法。どちらも価格は相談で決まり、調べるのは自分、支払いと移管の手順を先に決めておく

ドメインの持ち主が、いま持っているドメインを直接売る方法です。
利用者どうしでドメインを売買できるマーケットに出品されたものを買うほか、欲しいドメインの持ち主に直接問い合わせて、譲ってもらえないか交渉する方法もあります。

  • 向いている点:まだ使われているドメインや、期限切れになる予定の無いドメインも、持ち主が応じれば手に入る。価格を交渉できることがある
  • 気をつける点:価格は持ち主との相談で決まる。被リンクや過去の使われ方は自分で調べる。直接交渉では、支払いとドメインの受け渡しの順番・方法を、先に取り決めておく必要がある

当サイトを運営するラッコ株式会社のラッコドメインには、利用者どうしでドメインを売買できる「ドメインマーケット」があり、出品されているドメインを値下げ交渉して買うこともできます(当サイトで販売しているドメインも出品しています)。

4つの入手方法の比較(費用・手間・確実さ)

4つの入手方法の比較表。販売サイトは価格が決まっていて調査済み、オークションは入札で価格が決まり調べるのは自分、ドロップキャッチは登録の費用だけの場合があるが取れるとは限らない、個人間の売買は相談で価格が決まり取引の手順を決める必要がある

4つの方法を、価格・手間・確実さで比べると次のようになります。

販売サイトドメインオークションドロップキャッチ・バックオーダー個人間の売買
価格の決まり方業者が決めた価格入札で決まる登録の費用(サービスの利用料がかかる場合も)持ち主との相談
被リンク・履歴の調査業者が調べた情報を見られることが多い主に自分で自分で自分で
手に入るまで業者の納品の方法次第(すぐ受け取れる業者もある)落札の期限まで待つ削除の時期まで待つ交渉と受け渡しの手続き次第
手に入る確実さ在庫にあれば買える競り合いに勝てば取れるとは限らない持ち主が応じれば
向いている人調べる手間を減らして、早く手に入れたい特定のドメインを相場を見ながら狙いたい知識と時間があり、費用を抑えたい欲しいドメインがはっきり決まっている

「無料」「格安」で探している場合でも、ドメインを持つには登録の費用・更新料がかかるので、完全に無料で手に入れる方法はありません。
費用を抑えたいならドロップキャッチやオークションが候補になりますが、調べる手間を省いた分のリスク(効果の無いドメインや、過去にスパムに使われたドメインをつかむこと)は自分で負うことになります。
反対に、販売サイトは価格が高めでも、調べた情報や保証の分だけ判断の材料が増えます。安さだけでなく、調べる手間と失敗したときの損を合わせて比べるのが現実的です。

新人ラッコ
安く手に入る方法を選んだほうが、得なんですよね?
ラッコ先輩
安さだけでは決められないんだ。調べる手間と、失敗したときの損も合わせて比べよう。

なお、中古ドメインにこだわる必要が無い場合もあります。会社名・サービス名など決まった名前を使いたいときや、過去の履歴によるリスクを持ち込みたくないときは、新しくドメインを登録するほうが向いています。

どの方法でも購入前に確かめること

どの入手方法でも確かめる5つのこと:被リンクの質、過去のサイトの内容、ドメイン名に他人の商標が含まれていないか、有効期限と更新料、購入後に手動による対策が無いか。効果は保証されない

どこで手に入れても、中古ドメインには過去の持ち主の使い方が残っています。購入する前に、少なくとも次を確かめましょう。

  1. 被リンクの質:リンク元が今も運営されている実在のサイトか、不自然なリンクばかりが並んでいないか
  2. 過去のサイトの内容:スパム・アダルト・外国語のサイトに使われていた時期が無いか。これから作るサイトとテーマが近いか
  3. ドメイン名に他人の商標が含まれていないか:商標と同じ・紛らわしいドメイン名を不正な目的で登録・使用していると判断されると、gTLD は ICANN の UDRP、JP ドメイン名は JPRS の JP-DRP という紛争処理の手続きで、ドメインの移転や取り消しを求められることがあります
  4. 有効期限と更新料:残りの有効期限と、使い続けるために毎年かかる更新料
  5. 購入後の手動による対策:Search Console にドメインを登録し、「手動による対策レポート」に問題が出ていないか

当サイトの無料ツールでも、WayBack運用歴チェックツールで過去の運営内容を、一括ドメインパワーチェックツール(DR)で被リンクの指標の目安を調べられます。

また、どの方法で手に入れても、中古ドメインの効果は保証されません。残っている被リンクは時間とともに減り、過去の評価がどこまで引き継がれるかも分かりません。
Google のスパムに関するポリシーでは、期限切れのドメインを主に検索順位を操作する目的で使い、利用者にとって価値の低いコンテンツを載せることを「期限切れドメインの不正使用」として禁じています。一方で、古いドメイン名を、人の役に立つことを第一に作った新しいオリジナルのサイトに使うことは問題ないとも説明しています。問題になるのは入手の方法ではなく使い方です。

中古ドメインのご利用にあたって

中古ドメインの利用は検索順位の上昇を保証するものではありません。また、検索順位の操作のみを目的とした利用(過剰な相互リンク網・無関係なサイトへのリダイレクト等)は、Googleのスパムに関するポリシー(リンクスパム/期限切れドメインの不正使用)に該当し、手動による対策(ペナルティ)を受ける可能性があります。過去の運用内容と関連性のある、利用者にとって価値のあるサイト運営を推奨します。中古ドメインのリスクについて

まとめ

  • 中古ドメインの主な入手方法は、販売サイト・ドメインオークション・ドロップキャッチ(バックオーダー)・個人間の売買の4つ
  • 方法によって、価格の決まり方・手に入るまでの手間・自分で調べる範囲・手に入るかどうかの見込みが違う
  • 費用を抑えられる方法ほど、調べる手間とリスクを自分で負う。販売サイトは価格が高めでも、調べた情報や保証の分だけ判断の材料が増える
  • どの方法でも、被リンクの質・過去のサイトの内容・商標・有効期限と更新料を購入前に確かめ、購入後は手動による対策を確かめる。効果は保証されない
  • 決まった名前を使いたいときや、過去の履歴によるリスクを持ち込みたくないときは、新規ドメインのほうが向いている
新人ラッコ
どこで手に入れるかで、価格も調べる手間も変わるんですね。
ラッコ先輩
そう。かけられる時間と予算に合う方法を選んで、どれでも購入前の確認はしておこう。

調べる手間を減らしたい場合は、当サイトの在庫一覧のように、仕入れの段階で選別したドメインを品質保証付きで販売しているサイトから選ぶのも選択肢の一つです。

よくある質問

中古ドメインは無料で手に入りますか?

完全に無料で手に入れる方法はありません。
ドメインを持つには、登録の費用と毎年の更新料がかかります。有効期限が切れて削除されたドメインを、ほかに狙う人がいないときにドロップキャッチで登録すれば、新しく登録するときと同じ程度の費用で取れる場合がありますが、調べる手間とリスクは自分で負います。

中古ドメインを格安で買う方法はありますか?

ドロップキャッチや、入札の少ないオークションでは、販売サイトより安く手に入ることがあります。
ただし、安く手に入れても効果が無かったり、過去にスパムに使われていたりすれば、その費用と時間が無駄になります。値段が決まる要素は、別の記事で解説しています。販売サイトで買う場合も、セールやまとめ買いの割引がある業者があります。当サイトの例はタイムセールです。

中古ドメインはリース(レンタル)できますか?

中古ドメインを月額などで貸し出すサービスもあります。
借りている間もドメインの持ち主は貸し手のままで、契約が終わればそのドメインは使えなくなります。長く育てるサイトに使う場合は、契約の期間や、やめたときにサイトをどうするかを確かめておきましょう。当サイトではリースは扱っておらず、ご購入いただいたドメインはお客様のラッコドメインのアカウントへ納品します。

おすすめの中古ドメイン業者はどこですか?

目的と予算によって変わるため、一概には言えません。
購入前に被リンクの一覧と過去のサイトの記録を見られるか、保証と返品の条件、納品先と更新料、運営者の表示を比べて選びましょう。比べ方は販売サイトを選ぶときの観点にまとめています。

中古ドメインを買った後は何をすればよいですか?

ドメインをサーバーにつなぐ設定と、Search Console への登録をします。
購入後の設定の手順は、別の記事で解説しています。

仕入れの段階で選別した中古ドメインを、品質保証付きで販売しています