中古ドメインのジャンルは合わせるべき?売れているジャンルを実績で解説
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中古ドメインのジャンルは、作りたいサイトと同じか近いほうが被リンクを活かしやすく、過去の評判を当てにした使い方と見られる心配も減ります。
当サイトの直近の売却実績で売れた件数が多いのは、グルメ・食品、エンタメ・芸能・音楽、ビジネス、旅行・レジャーのジャンルです。ただしこれは在庫が多いからで、在庫の割によく売れているのは介護・福祉や IT・ソフトウェア、公的、アダルトのような在庫の少ないジャンルでした。
この記事では、売れているジャンルの実績、ジャンル名と中身のずれ、ジャンルを合わせる意味とポリシー、確かめ方を説明します。
目次
売れている中古ドメインのジャンルは?

中古ドメインのジャンルは、そのドメインで過去に運営されていたサイトの内容のことです。当サイトでは、過去のサイトの内容から AI でジャンルを判定し、在庫を医療・健康や金融、グルメ・食品など25のジャンルに分けています。
新人ラッコ
ラッコ先輩私たちは2026年10月に、直近の売却実績と、集計時点の在庫をジャンル別に集計しました。割合は、ジャンルの判定があるドメインの中での割合です(判定が付く前に売れたドメインは除いています)。売れた割合の大きい順に8つのジャンルを並べると、在庫の割合とはこう対応しています。
| ジャンル | 売れた割合 | 在庫の割合 |
|---|---|---|
| グルメ・食品 | 13.4% | 15.3% |
| エンタメ・芸能・音楽 | 9.4% | 12.9% |
| ビジネス | 7.0% | 7.9% |
| 旅行・レジャー | 6.7% | 6.2% |
| 教育・資格 | 6.2% | 5.9% |
| 公的 | 5.9% | 4.4% |
| IT・ソフトウェア | 5.5% | 3.7% |
| スポーツ | 5.2% | 5.8% |

出典:当サイトの売却実績と在庫(2026年10月集計)
中古ドメインの「人気ジャンル」として、売れた件数の順に並べた紹介をよく見かけます。当サイトの実績でも、件数で並べれば上位はグルメ・食品、エンタメ・芸能・音楽、ビジネス、旅行・レジャーの4つです。
ところが在庫の割合と並べると、見え方が変わります。グルメ・食品は売れた割合13.4%に対して在庫の割合が15.3%、エンタメ・芸能・音楽は9.4%に対して12.9%と、在庫に占める割合のほうが大きいのです。ビジネスも7.0%に対して7.9%で、在庫を上回っているのは旅行・レジャー(6.7%と6.2%)だけでした。
上位に並ぶのは在庫が多いからで、在庫の割にとくによく売れているわけではありません。件数の多さは、そのジャンルが人気かどうかより、出回っている数の多さを映していると考えたほうがよさそうです。
在庫の割によく売れるジャンルは?

出典:当サイトの売却実績と在庫(2026年10月集計)
在庫の割によく売れているかどうかは、売れた割合を在庫の割合で割るとおおまかに分かります。1.0が平均で、大きいほど在庫の割によく売れています。直近の売却と集計時点の在庫を比べた目安なので、厳密な回転率ではありません。
| 売れた割合÷在庫の割合 | ジャンル |
|---|---|
| 1.3以上 | アダルト 3.87、介護・福祉 1.79、IT・ソフトウェア 1.49、公的 1.33 |
| 1.0〜1.3 | 暮らし・生活 1.14、旅行・レジャー 1.08、教育・資格 1.04、医療・健康 1.04 |
| 1.0未満 | 美容 0.99、スポーツ 0.91、グルメ・食品 0.88、ビジネス 0.88、アート・文芸 0.88、ファッション 0.87、エンタメ・芸能・音楽 0.73、不動産 0.65 |
在庫の少ないジャンルほど、在庫の割によく売れている
上位の4つは、どれも在庫の少ないジャンルです。在庫に占める割合は、アダルトが0.7%、介護・福祉が1.6%、IT・ソフトウェアが3.7%、公的が4.4%でした。欲しい人の数に対して出回る数が少ないジャンルは、在庫の割によく売れていて、候補が出ても残りにくい、と私たちは見ています。
ただし、この倍率は売れた数と在庫の数の比べで、入荷から売れるまでの日数を集計したものではありません。作りたいサイトのジャンルがこうした分野なら、候補が見つかったときに早めに判断できるよう、ほかの条件(被リンクや運用歴)を先に決めておくとよいでしょう。
件数の少ないジャンルは数字がぶれやすい
グラフと表には、売れた件数がある程度そろったジャンルだけを入れました。売れた件数の少ないジャンルにも、恋愛・出会い(4.12)、金融(2.26)、ニュース(1.45)、ゲーム・漫画・アニメ(1.28)のように値の大きいものがあります。
ただ、件数が少ないと、数件の違いで値が大きく動きます。こうしたジャンルは「在庫が少なく、売れるときは売れる」くらいに受け取って、細かい順位は気にしないでください。
よく売れるジャンルほど高い?
そうとは限りません。ジャンル別に平均の売却価格(税込)を見ると、売れた件数の多いジャンルの多くは1.5万〜2.5万円の範囲に収まっていて、在庫の割によく売れるジャンルほど高い、という関係は見えませんでした。
当サイトの販売価格の決まり方は、ジャンルではなく、被リンクの量と質や DR などの指標をもとにした自動の算出です。中古ドメインの値段を分けるのは、ジャンルより被リンクの評価だと考えてください。DR帯ごとの価格の目安は中古ドメインの相場で紹介しています。
ジャンル名だけで判断して大丈夫?

新人ラッコ
ラッコ先輩当サイトのジャンルは、過去のサイトの内容から AI が大きな分類に振り分けたものです。分類の名前と、実際にどんなサイトだったかは、思ったよりずれることがあります。
分かりやすいのが「恋愛・出会い」です。名前からは出会い系のサイトを想像しがちですが、直近に売れたこのジャンルのドメインの多くは、結婚式場や婚活、婚礼の印刷物のサイトでした。売れたドメインの元のサイトを、ほかのジャンルでもいくつか挙げてみます。
| ジャンル | 売れたドメインの元のサイトの例 |
|---|---|
| グルメ・食品 | 洋菓子店、飲食店、カフェ、レストラン |
| エンタメ・芸能・音楽 | 映画、音楽フェス、コラボカフェ、ファンクラブ |
| ビジネス | 企業案内、国際会議、展示会、業界団体 |
| 旅行・レジャー | ホテル、旅館、温泉旅館、道の駅、祭り |
| 公的 | 地域振興、商品券、政治家、行政 |
| 介護・福祉 | 葬儀、霊園、老人ホーム、児童発達支援 |
| 恋愛・出会い | 結婚式場、婚活、婚礼印刷物、街コン |
同じ「旅行・レジャー」でも、ホテルのサイトだったドメインと祭りの告知のサイトだったドメインでは、被リンクを張っているサイトも、合う新しいサイトも違います。葬儀や霊園が「介護・福祉」に入っているように、どの分類に入るかは AI の判断で、作りたいサイトの分類と同じ線で区切られているとは限りません。
AI の判定は過去のサイトの記録から推定したもので、実際の運用歴と違うこともあります。ジャンル名は候補を絞り込む入口として使い、決める前には元のサイトが何だったかまで確かめてください。見るところは過去のジャンルの確かめ方にまとめました。
作りたいサイトと過去のジャンルは合わせるべき?

中古ドメインの解説記事の多くは、過去のサイトとジャンルを合わせるべきだと答えています。一方で、ジャンルにこだわりすぎなくてよい、という意見もあります。どちらに寄るかを決める前に、「ジャンルを合わせる」が何を指しているのかを3つに分けてみると、判断しやすくなります。
1. 被リンク元のジャンル
中古ドメインに残る被リンクは、過去のサイトの内容に向けて張られたものです。Google のランキング システム ガイドでは、ページ間の相互リンクを理解して、ページの内容を判断していると説明しています。
リンク元のページやアンカーテキストが洋菓子の話なら、新しいサイトもお菓子の話のほうが、リンクの文脈とかみ合います。とはいえ、Google が「ジャンルが違うと被リンクの評価を下げる」と説明しているわけではありません。ジャンルが違うと効果が落ちる、という説は、この文脈のかみ合いを根拠にした一般的な考え方です。
2. 過去のサイトのジャンル
被リンクやブックマーク、検索結果から来る人は、前のサイトを見に来ています。洋菓子店のサイトだと思って開いたら金融の比較サイトだった、ということになれば、訪れた人は戸惑います。
もう一つは、Google のポリシーの面です。過去と無関係な内容で前のサイトの評判を当てにする使い方は、次の節で説明する「期限切れドメインの不正使用」に近づきます。
3. ジャンルの粒度
当サイトのジャンルのような大分類で合っていれば足りるか、というと、それだけでは足りないことがあります。前の節のとおり、同じ大分類でも中身には幅があるからです。
私たちは、大分類が同じかどうかより、元のサイトに向いた被リンクから見て新しいサイトが不自然でないか、で考えるのがよいと見ています。例えば元が洋菓子店なら、スイーツの食べ歩きやお菓子づくりのブログは近く、同じグルメ・食品でも焼肉店の口コミのサイトは少し離れます。
「こだわりすぎなくてよい」という意見の理由
反対の意見にも理由があります。ジャンルがぴったり一致するドメインは数が限られ、在庫の少ないジャンルほど在庫の割によく売れていることは前の節で見たとおりです。完全な一致にこだわると、被リンクの質が低いドメインで妥協することにもなりかねません。
ジャンルは判断材料の一つで、中古ドメインの選び方では被リンクの質や運用歴も同じ重さで見ます。近い分野まで候補を広げる、ドメイン名が特定のジャンルに寄らない汎用的な言葉ならサイト名として使う、といった考え方もあります。ただし、まったく無関係なジャンルで過去の評判を当てにする使い方は、次の節のポリシーに違反します。
ジャンルが違うとGoogleのポリシーに触れる?

新人ラッコ
ラッコ先輩Google のスパムに関するポリシーは、期限切れドメインの不正使用をこう定めています。「期限切れのドメイン名を主に検索ランキングを操作する目的で購入し、ユーザーにとってほとんどまたはまったく価値がないコンテンツをホストするために再利用すること」。例として挙がっているのは次の3つです。
- 以前に政府機関が使用していたサイトで、アフィリエイト コンテンツを掲載する
- 以前に非営利の医療団体が使用していたサイトで、医療関連の商品を営利目的で販売する
- 以前に小学校が使用していたサイトで、カジノ関連のコンテンツを掲載する
どの例も、過去のサイトとジャンルがかけ離れた使い方です。一方で、Google はこのポリシーを2024年3月に追加したとき、問題ない使い方も示しています。Google のスパム ポリシーの発表には、「ユーザーを第一に考えたオリジナル コンテンツのサイトを立ち上げ、それに古いドメイン名を使用することは問題ありません」と書かれています。
つまり、ジャンルが違うことそのものが違反なのではありません。問題になるのは、順位の操作が主な目的で、利用者にとって価値の低い中身を載せることです。
それでも、ジャンルを合わせておくことは、SEO の得のためだけではありません。過去と無関係な内容で前のサイトの評判を当てにしている、と見られる使い方を避けることにもつながります。中古ドメインの売買や利用そのものの位置づけは、中古ドメインは違法・禁止かで整理しています。
中古ドメインのご利用にあたって
中古ドメインの利用は検索順位の上昇を保証するものではありません。また、検索順位の操作のみを目的とした利用(過剰な相互リンク網・無関係なサイトへのリダイレクト等)は、Googleのスパムに関するポリシー(リンクスパム/期限切れドメインの不正使用)に該当し、手動による対策(ペナルティ)を受ける可能性があります。過去の運用内容と関連性のある、利用者にとって価値のあるサイト運営を推奨します。中古ドメインのリスクについて
過去のジャンルの確かめ方

ジャンルを確かめるときは、ジャンル名よりも、元のサイトが何だったか、被リンクがどんなサイトから来ているかを見てください。順番に見ていきましょう。
Wayback Machine で過去のサイトを見る
過去のサイトの中身は、Internet Archive の Wayback Machine に残っている記録で確かめられます。いちばん古い記録で元のサイトのジャンルを、途中の年の記録で、ある時期から別のジャンルや別の言語のサイトに変わっていないかを見ておきましょう。
操作の手順はWayback Machine の使い方、WHOIS とあわせた調べ方は過去の使用履歴の調べ方にまとめています。
当サイトのWayBack運用歴チェックツールを使えば、どのドメインでも、記録日ごとのサイトの様子を一覧で確かめられます。
被リンク元とアンカーテキストを見る
被リンクのジャンルは、リンク元のページの内容と、リンクに使われている文字のアンカーテキストで分かります。過去のサイトは洋菓子店なのに、リンク元が無関係な外国語のページばかり、ということもあります。そうしたリンクは、ジャンルを合わせても文脈がかみ合いません。
当サイトで販売中のドメインなら
当サイトで販売しているドメインは、詳細ページで、AI が判定したジャンルとサイトの説明、WayBack運用歴、主要アンカーテキストを1つの画面で見られます。ただし、ジャンルとサイトの説明、WayBack運用歴、主要アンカーテキストは、ログインしているときだけ表示されます。項目の意味はドメイン詳細ページの見方で説明しています。
ジャンルから探すなら、サイドバーのジャンルのボタンか、カテゴリ一覧からジャンル別の一覧を開けます。ドメイン検索では、ジャンルと被リンクの指標を組み合わせて絞り込めます。詳細ページの下には「同じジャンルのドメイン」も出るので、近い候補を見比べるときに使ってください。
当サイトの仕入れでのジャンルの判定

私たち中古ドメイン販売屋さんは、仕入れの段階で、WayBack運用歴から最初に運営されていた元のサイトのジャンルを AI で判定しています。あわせて、途中でサイトの中身や運営者が入れ替わり、前のサイトの評価を当てにして別の用途に使われた(二次利用された)痕跡がないかも判定しています。
そのうえで、スパムリンクで指標を操作したドメイン、違法なサイトに使われていたドメイン、二次利用されていたドメインは仕入れの段階で除いています。累計50万件以上の販売で返品は0.01%未満で、そのうえでインデックス保証と手動対策の返品保証を付けています。
ただし、保証するのは過去の履歴によるリスクで、検索順位ではありません。作りたいサイトとジャンルが合うかどうかは、上の確かめ方で、選ぶ人が決めることです。
まとめ

- 当サイトの直近の売却実績で、売れた件数が多いのはグルメ・食品、エンタメ・芸能・音楽、ビジネス、旅行・レジャー。ただし在庫が多いからで、在庫の割合と比べると平均並みか少し下
- 在庫の割によく売れるのは、アダルト、介護・福祉、IT・ソフトウェア、公的のような在庫の少ないジャンル。価格はジャンルより被リンクの評価で決まる
- ジャンル名と元のサイトの中身はずれることがある(恋愛・出会いの多くは結婚式場や婚活のサイト)。元のサイトまで確かめる
- 「ジャンルを合わせる」は、被リンク元のジャンル・過去のサイトのジャンル・粒度の3つに分けて考える。完全な一致にこだわりすぎると候補が減る
- ジャンルが違うこと自体はポリシー違反ではないが、過去の評判を当てにして価値の低い中身を載せる使い方は期限切れドメインの不正使用に当たる
新人ラッコ
ラッコ先輩作りたいサイトに近いジャンルのドメインは、ドメイン検索のジャンルの条件で絞り込めます。
よくある質問
人気のジャンルの中古ドメインは SEO に強いですか?
ジャンルの人気と SEO の強さは別のものです。
中古ドメインの SEO の価値を左右するのは、残っている被リンクの量と質、過去の運用歴です。よく売れているジャンルのドメインでも、被リンクが少なければ評価の助けにはなりにくく、反対に在庫の多いジャンルにも被リンクのしっかりしたドメインはあります。
過去のジャンルと違うサイトを作るとペナルティになりますか?
ジャンルが違うことだけで、手動による対策(ペナルティ)を受けるわけではありません。
Google のスパムに関するポリシーで問題になるのは、主に検索順位の操作を目的に、利用者にとって価値の低い中身を載せる使い方です。利用者のために作ったオリジナルのサイトなら、古いドメイン名を使うことは問題ないと Google は説明しています。
雑記ブログなら過去のジャンルは関係ないですか?
関係はあります。
何でも扱う雑記ブログでも、残っている被リンクは過去のサイトの話題に向いたままです。ブログの主な話題が過去のサイトとかけ離れていないかは、買う前に確かめておきましょう。話題を次々に変えるトレンドブログで中古ドメインを使うときの考え方も、別の記事で説明しています。
医療や金融のジャンルの中古ドメインを使うときに気をつけることは?
医療・健康や金融は、Google が情報の信頼性をとくに重く見る YMYL の分野です。
ドメインの評価は、運営者や著者の経験・専門性・信頼の代わりになりません。元のサイトが病院や金融機関の公式サイトだったドメインは、前の運営者と誤解されないようにする注意も要ります。詳しくはYMYLとはで説明しています。
アダルトのジャンルだったドメインは、普通のサイトに使えますか?
使うことを禁じる決まりはありませんが、前のサイトの痕跡が残ります。
アダルト向けのサイトからの被リンクやアンカーテキスト、Google のセーフサーチでの分類などが、新しいサイトに合わないまま残ることがあります。見分け方と注意点はアダルトサイトのドメインの注意点にまとめています。
欲しいジャンルの在庫が無いときはどうすればいいですか?
当サイトでは、検索条件を保存しておくと、条件に合うドメインが入荷したときにメールで知らせを受け取れます。
ジャンルの一覧や検索結果の「検索条件を保存」から設定でき、毎週水曜10時過ぎの在庫補充のあとにお知らせが届きます。手順は検索条件の保存と入荷通知をご覧ください。
仕入れの段階で選別した中古ドメインを、品質保証付きで販売しています





